「サーチガルド!」

あたしがよく使う技。
技はね戦闘中にガルドを探し、ゲットするわけ。
それをすると回復率が上がるって話もあるしね。
まあそれは本当か分からないけど、

あたしはスタンたちに

「ちょっとレンズの換金に行ってくるわ」

って言って宿を出てオベロン社、ノイシュタット支部へ行った。


ノイシュタット支部の窓口には幹部の美しい女性が立っていた。
「レンズの換金をしてよ」
って言って大量のレンズをあたしはその女に渡した。

すると女「イレーヌ・レンブランド」は、
「ただいまのレートは4ガルドでございます」
と言った。

あたしは一言、
「天下のルーティ・カトレット様が4ガルドで我慢できると思うの?」
って言ったんだけど、相手は
「大口の供給がありましたので一時的に下がっています」
だってさ。

残念だったけど渋々あたしはOkしたよ。
イレーヌはそれを聞くと、機械にレンズを通し、ガルドを渡してきた。
もちろん、通常料金だけどね。

それから3週間が過ぎたんだ。
あたしたちはグレバムを追っていたんだけど、リオンがダリルシェイドに行こうって行くから
行ったわけ。
国王陛下の所に行った後に、みんなでヒューゴ低に行ったの。

するとメイドに、
「ヒューゴ様はリオン様とそのお連れ様と共に出かけております」
って言われたの。

でも、リオンならあたしの横にいるし、お連れ様ってあたしらのことでしょ?

このメイド、なんかぼけてない?
ってかリオンがいるとも気づいてないみたいだし。

だから一言、
「リオンはココにいるわよ」
って言ったの。

「そちらの方はリオン様ではありません」

どう見たってリオン・マグナスだろ!
あんたの目は節穴かよ!

ってかメイドならリオンのことくらい一目で分かれよっ! このボケが!

あたしが見るにあのメイド、新しく入ってきた感じがしたわ。

だって、リオンも分からないんだもの。

「とりあえず宿に行きませんか?」

フィリア、アンタ何を考えているんだい?
これからヒューゴに報告をするんだよ?

で、その後ファンダリアに行くのよ?

分かってるの?

ってなかんじでしばらくうろちょろしてたら、
ヒューゴとそのお連れ様(影武者集団)が帰ってきたわ。

ホントにみんなそっくりでびっくりした。
でも、フィリアはいなかったんだけどね。

あたしらはみんな武器を構えて影武者に突進してったわ。

「爪竜連牙斬!」

ん?今の声は……。

影武者スタンがリオンにかかっている。

それをリオンは難なくかわし
「月閃光!

目障りなんだよ!

僕の目の前から消えてくれ!

真神煉獄刹ーーー!!!」

ってしてるのを見てたら、あたしの方に攻撃が来た。

「スナイプロア!スナイプエア!

アイスニードル!」

って感じで楽にかわせたわ。

相手は晶術が使えないんだから、ね。

結局、あいつら全員負けてこっちが本物って分かってもらってから
報告が始まった。


ったく何分待たせてると思ってるのよ!

時間の無駄よ!

ヒューゴもそのメイドも影武者もいったい何なわけ?

特にメイドと影武者がいなかったらあたしらはすぐファンダリアに言って
神の眼を奪還してきたのに!!!

「ねぇマリー。

あたし今無性に『バカヤロー』とか『死にやがれ!』とか言いたい気分だわ……」


「つきあってもいいぞ」

マリーってホントに気が利くわね。

こういうとこ。

っていうか、スタンにリオン!
あんたたちヒューゴの前で喧嘩始めるなよ!

「お前がいなくなればいいんだ!」
「リオン、何言ってんだよ。
お前とオレは友達だろ?」

「いつ僕とお前が友達になった。
もう一度言っておくぞ。
僕はお前のように脳天気で図々しくて馴れ馴れしい奴が大嫌いだ!!!」

「そんなこと言わないでよ……リオン……」

はぁぁぁぁ。

あたしは大きなため息を出した。

「ってか先行こ。マリー、フィリア。
あの二人の喧嘩は何時間かかるか分からないから」


そして、一時間後。



ヒューゴ邸に戻ったらあの二人はまだ喧嘩をしていた……。


「ねね、喧嘩、止められないかな?」

「無理じゃないか?」

「無理だと思いますわ」


そ・そんな……。
二人とも無理なんて言わないでよ!
ってかリオンがスタンに電撃をすれば言いコトじゃない!

それをしないアンタも悪いのよーーー!

ってかなんであんたら口論してるのよ!

「いーーや。グレバムにとどめを刺すのはオレだ!」

「僕に決まっている!」
「オレだ!」


この二人、喧嘩するほど仲がいいってヤツなのかしら……。
ってかこんなコト考えてるあたしもバカ?

「あの、お二人さん。
私にいい案があるのですが……」

「なんだ?」「やぁ、フィリア」

あたし、いい加減頭が痛くなってきた……。

フィリア、早くその案をしろよ!


「えーーーい!」

それのことかよ、フィリア!
アンタ、性格変わったな。

あのときのお人好しフィリアはどこに行ったんだ!

ってかフィリアのその言動がマッチしてないでしょ!

どうにかしてよ!

さらに酷くなってるじゃん。

だからあたしはマリーに
「行きましょ。マリー」
っていったの。
すぐに
「そうだな」
って言ってくれたから宿に戻っていったんだ。
バカどもをおいて。

でも結局、逃げてきて安全だったのかも。

今時、あの三人は今頃ヒューゴに怒られてるだろうし。

ま、あたしはもう眠いし、


寝ちゃおーーっと。











今後、このパーティメンバーでやっていけたかは定かではない……。